2014年1月2日木曜日

グローバル化とグローバル人材

グローバル化についての再考察、または備忘録。

グローバル化の意味するところは人それぞれの立場や心理的な状況によって異なり、また社会の中で担う役割のどの部分で反応するかで変わってくる。

「グローバル化」という言葉を最大限に一般化するとすれば、個人やコミュニティ、共同体の在り様に対して、国境を超えたところで発生した事象が直接的、間接的に与える影響が、対応を必要とするほど大きくなってきたということ。

これは世界的な社会現象であって、良い悪いとか、するしないとかの問題ではない。この社会現象の捉え方、この現象にどのように対処するかの方針や方法を考察することが、個人、コミュニティ、共同体、地域や国にとっての課題である。

この課題に対する解決の為に必要な議論は、現在起きている世界的なグローバル化と言う社会現象の実態と、その影響を受ける個人、コミュニティ等の属性から受ける影響の内容とその評価を明確にする事。そして回避又は軽減することが必要影響を事前に予測し、発生した場合に影響を最小限にとどめるための施策を策定し実行すること

即ちグローバル化に係るリスクを管理すると言う事。

グローバル化の実態の把握と、そのリスクを回避すべき主体、グローバル化と主体の主な関係を分析する。グローバル化の議論が横滑りして結論が出せないのはこの議論を抜きに発言者が自分の立場と知識だけで議論をしがちなため。


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